アンカレッジでの米中高級レベル対話の雰囲気
宮崎正弘さんの無料メルマガより
アラスカ・アンカレッジでの米中高級レベル対話の雰囲気が書かれている。
俺様感いっぱいで挑んだようだ。ま、平常運転。
冒頭から喧嘩腰の乱雑な言葉が中国側から発せられ、対話と言うよ
り罵り合戦、ま、予測されたこととはいえ、中国側の楊潔チと王毅 外相にとっては京劇の見せ場なのである。楊は嘗て国連演説で日本 を激しく罵って習の歓心を買い、政治局員に出世した。
そのやり方をじっと見てきた王毅・外相(元駐日大使)も、俄然張り切って演ずる。夏の共産党創立百周年大会と秋の第六回中央委員 会総会で、さらに出世階段を登ろうとしているからである。
かなり殺伐とした雰囲気だったもよう。
事前に2分間と決められていた持ち時間で17分もスピーチしたそうだ。