日本の良いところを思い出し、今と将来に活かそう、伝えよう

 

幕末、米国の初代駐日領事として伊豆下田に領事館を構えたタウンゼント・ハリスは、その地の住民が貧しく、生活するだけで精一杯だと述べた後、こう記しています。

__________
それでも人々は楽しく暮らしており、食べたいだけは食べ、着物にも困ってはいない。それに家屋は清潔で、日当りもよくて気持がよい。世界のいかなる地方においても、労働者の社会で下田におけるよりもよい生活を送っているところはあるまい。[渡辺京、p96]
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

が、明治維新によって西洋の考え方、やり方が何でも正しい。日本は遅れている。

とされ、大東亜戦争敗戦後のWGIPでとどめを刺された感がある。

明治になって、世界とお付き合いして互角に渡り合うには西洋文化を模倣しなければならなかったのも事実。

3月3日のお雛様、お内裏様(男)が左でお雛様(女)が右なのも大正天皇が西洋式に習って、わざと左側にお立ちになっている写真から始まったそう。

男が左側にいたんじゃ、刀を抜いた際、お雛様を最初にきってしまう。

 

京都では未だにお内裏様が右。

 

何も幕末、明治に戻ろうということではない。(大規模停電でそう余儀なくされるかも)

が、こういう事実を子どもたちにちゃんと教え伝える。そうあるべきです。

 

今の経済発展の上に、日本の本来もっている良いところが乗っかる。

 

blog.jog-net.jp