日本人が愛するもの
さくらの満開や潔いちりざまを心から愛する日本人。
日本人なら殆どがそうであろう。
なのに、日本の医療は、終末医療。
患者を管だらけにしても延命至上主義。
日本を代表する病院の部長先生と以前20,30分お話する機会があった。
その際、寝たきりの人って何が楽しみで命を伸ばしてるんでしょう?と聞いたことがある。
答えを聞いて、『それだけ?』と思ったのが、深く印象に残っている。
もちろん感じ方は人それぞれなのですが。
妻や自分の子に下の世話をかけたり、いろいろな方々に苦労してもらったり、多額のおカネ使ったり。
多くの人がそうはしたくないと思っているだろう。
ブログ主もここ10年位で数名の寝たきり患者に接したことがある。
自分の最後の最後に命乞いするか?とは思わないな。あれみると。
思っていても伝えられない状態になる前から自分の意志を伝えておくことが大事かと。
医療の仕組みやら医者の考え方を変えるには時間も寺もすごくかかりそうだ。
寝たきりはベットの上で、すやすやと穏やかな姿を見せているのは、一日の中でもごく短い時間だ。