みていてほしい

 

高度成長期からしばらくの間で育ってきたので、金銭的、物質的には大変恵まれた時代を当たり前のように過ごしてきた。まさに宝くじにあたったような幸運なのかもしれない。

その恩恵を目一杯享受しておきながらも、ふと立ち止まって考えてみる機会が最近増えた。

外からの目でこう指摘されるよう”日本人のなにか大切なもの”を隅に追いやり忘れ去り、家庭や学校でも教えないから、子どもたちもそれを知らないで育つ。

戦闘に負けて、彼らが持ち得ない圧倒的に良いところを徹底的、強制的に剥ぎ取られ、それが普通になる事はかえって不幸なこと。

終戦直後のことを恨むつもりはないし、恨みの文化ではないので、恨み続ける人はいない。

 

宝くじにあたった人は、その後不幸になるケースも多いとも聞く。

いくらやっても当たらない人のやっかみかもしれない。

 

運命を天や神に任せるのではなく、個々人が努力できるんだ、日本人は。それが大きな力となる。

みていてほしい。

 

 

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